胎児からの学び
“胎教”という言葉は、一度位は耳にしたことのある言葉ではないでしょうか?この胎教とは、妊娠中のママのお腹にいる赤ちゃんに、読み語りや話しかけ、音楽などを聞かせ、お腹にいる時点からいろいろな事を教えてあげるというものなのです。まだ生まれてもいない子供にそんなことをしても覚えているはずがないし、役に立つのだろうか?とお思いになる方も少なくはないでしょう。
これは実際私の息子で体験したことなのですが、教育という概念は捨てて、息子がお腹に居る時に、いろいろ良い音楽を聴かせてあげようとたくさんの音楽を聴かせていたものです。巷ではモーツァルトを聞かせると脳に良いなど聞いてはいましたが、いかんせん、クラシックミュージックは苦手で、ボサノバやリラクゼーション効果のある音楽などはよく聞いたものです。息子も無事に生まれ、生後3〜4ヶ月経った頃でしょうか。育児の大変さにも少しずつ慣れを感じ、ある日音楽を久しぶりにかけてみました。何気なくかけたCDが、息子がお腹に入っていた時によく聞いていたボサノバのCDでした。それまでなんだかよくわからないグズリをしていた息子が、音楽をかけた瞬間にピタリとその動きを止め、とても不思議そうな、でもどこかで聞いたよこの曲!というような顔でその音楽に耳を澄ませているではないですか!この光景には私自身とても驚き、しばしその音楽に耳を傾け、さっきまでグズっていた息子がなんだかとても嬉しそうにしていました。実際にこれを覚えていたのかどうかは定かではありませんが、しかし、一つだけ言えることは、その後何度かけても同じ反応をすることや、嬉しそうにすることを踏まえ、もしかするとお腹の中にいた時の記憶があり、この曲を心地よく聴いていたのかもしれないと感じました。
私以外にも同じような経験を持つママ達も多く、読み語りを多くしていたママなどからは、生まれてきた子供に同じ本を読むとすごく反応をしたなどの実例も聞いたことがありました。また、2人目以降からの子供は、上のお兄ちゃんやお姉ちゃん達が大きな声で喧嘩や騒いでいる渦中でもスヤスヤ眠るなどの現象がよく見られ、お腹の中にいる時からその声や環境を学んできているのでどんなにうるさい中でも眠れるなどの順応力があるとも言われています。本当に、子供、ここでは胎児ですが、こういったお腹の中からの学びは存在するのかもしれません。